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【転職活動準備】何からいつから始めるべき?

作成者: NARU|May 21, 2023
 
このブログはこれから転職活動を始めようと検討されている方向けの記事です。
その中には初めて転職する。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
弊社で面談カウンセリングの際にも求職者様の方々から最も多く質問されるのが
「転職活動を始めるにはまず何からすれば良いですか?」「タイミングはいつから始めたら良いですか?」です。
 
今回はそのような少しでもお悩みになられている方々へ
良い転職活動にして頂くためにも「転職活動の準備」についてお話しさせて頂きます。
 
◎スケジュールはしっかり!余裕をもった期間が必要です!

結論から申しますと、退職時の引継ぎ期間や複数の企業の面接を受け検討する期間を考えても
最低3カ月。余裕を見て半年前からは準備が必要です。
 
よくネットやSNSを見ていても「自分は早かったです。3週間で内定もらいました」といった
書き込みもございます。事実そのようなケースもあります。ですがエージェントの立場で
お話ししますとごく一部です。なぜなら通常は「書類選考→一次面接→(適性検査や二次面接)→最終面接→内定」
いったステップがあり、おおよそ1ヶ月~2ヶ月。入社まで考えるとこれだけで3ヶ月かかることもザラです。
 
ですので、求人を吟味したり転職サイトや転職エージェント選択したりと時間はどうしても必要になりますので
予め最初にスケジュールをしっかり立てていきましょう。
 
◎転職活動最初の流れ

まずはイメージを表にします。
 
 
 
STEP1 事前準備期間


・自己分析・・・・・転職の目的・転職してやりたいことなどを整理し優先順位をつける
・キャリア棚卸し・・・・・これまでの経験を振り返り、自身のスキルや強みを整理
・情報収集、求人検索・・・・・転職サイトなどの求人から情報収集、比較検討、業界研究・企業研究
・転職エージェント相談・・・・・求人の提供だけではなく転職に関わる相談をしアドバイスを受ける
・応募書類作成・・・・・転職理由・志望動機・自己PRなど整理し、写真付き履歴書、職務経歴書の作成

尚、今どきは手書きは不要です。。Excel、Wordといったデータで作成しデータで送受信できるよう準備しましょう。

STEP2 応募・面接期間

・書類選考・・・・・約1週間
・面接対策・・・・・約1週間 転職理由・志望動機・自己PRなど改めて整理
・適性検査・・・・・数日間
・面接(一次)・・・・・約1週間
・面接(二次)・・・・・約1週間
・面接(最終)・・・・・結果がでるまで約1週間 オファーレターをもらって返事するまでさらに1週間

STEP3 内定・退職・入社手続き期間

・内定
・オファーレター・・・・・条件提示を受け、検討。回答期限を約1週間位で設定されていることが多い
・退職申し出・・・・・在職中であれば所属の上司に申し出
・引継ぎ・・・・・担当の引継ぎ 
・有給消化
・入社手続き

◎STEP1 事前準備期間について解説

ここからはそれぞれの項目について解説致します。

●自己分析

転職活動を開始する前の自己分析をするべき理由は大きく2つ。

①転職の軸を明確にして決める・・・企業選びの基準
②応募書類や面接を通じて企業に自分のことを適切に伝え、理解・評価してもらう

「なぜ転職するのか」を明確にしましょう。

私も自社の採用面接に立ち会う機会が多いですが、どんなに話すことが得意でも
あまりにも抽象的な表現で何を伝えているのかがわからないと聞く方は興味が持てません。

初対面で30分や1時間という面接時間ではなかなか相手を知ることが難しいため
限られた中で「伝えたいことを確実に伝えられる」ように準備が必要です。

ここはほとんどの企業が最初の段階で確かめるポイントになるので押さえましょう。

  • 仕事において自分が大切にしたいこと
  • 自分の強みは何か。その強みを今後どう活かしたいのか
  • どんな仕事や環境なら楽しく働けるのか
  • 将来どんな自分になりたいのか

最初から目的をきっちり固める必要はありませんが、一度方向性を決めておけば迷うことが少なくなり、
転職活動中の軌道修正もしやすくなります。

●キャリアの棚卸し

職務経歴書を作成する上でも必要となるのは以下になります。

  • どんな成果を挙げてきたか
  • (挙げた成果について)どのような行動や工夫によってその成果につながったのか
  • どんなスキルを身に付けたか
  • 特に自分が得意とすることは何か

業務として何をしてきたか。だけを記載して終わっている方が多いですが
業務は何をしてきたか。それはどのようにやったか。結果どのような成果につながったか。
再現性はあるか。(転職先でも同じことができるか)、加えて根拠となるエピソードまで書類の段階で伝えられると
説得力が増し、書類も通過する確率があがると思います。

そのようなイメージで棚卸ししてみてください。
私の場合は職務経歴書を作り、そこから何度も何度も修正して作り上げる。といった方法を取っていました。
理由は提出書類に直接記載することで、相手にとって伝わりやすくなっているか
リアルなイメージができたからです。

●情報収集

求人情報を収集するにはいくつかの方法がございます。
複数組み合わせて活用することをおすすめします。

・転職サイト・・・リクナビNEXT、マイナビ転職、ビズリーチ、dodaなどからエンジニアなど業界に特化したものまであります。
・求人検索エンジン・・・インディード、求人ボックス、キャリアジェットなど
・SNS・・・インスタ、ツイッターなどからリンクトインやwantedlyといった転職SNSといったものもあります。
・スカウトサービス・・・転職サイトに登録すると企業や転職エージェントよりスカウトメールで受けることができます。
・転職エージェント・・・リクルート、doda、マイナビといった業界大手から小規模会社までそれぞれの特徴や業種・職種などの強みがあります。
・転職イベント・・・業界団体や転職支援企業が開催する転職イベント。
・企業のホームページ‥‥気になる企業や業界があれば検索し、企業のコーポレートサイトにある採用情報をチェック。
・リファラル採用‥‥友人や知人が勤める企業などに紹介を依頼する

求人情報を見るときは、自己分析で明確にした転職の「軸」を意識しましょう。自分が大切にしたいこと・譲れない条件をもとに、情報の選別をしていきます。

募集職種や仕事内容は、5W1H(誰に/いつ・期間/どこで/何を/なぜ/どのように)で整理するとイメージしやすくなります。未知の業界であっても、現在の仕事と「顧客層が近い」「売り方が同じ」などの共通項があれば、経験が活かせる可能性があります。

●業界の情報を知る

志望する業界を最初から絞り込んでしまうと、選択肢を狭めてしまうことになります。転職活動はスキルや経験を活かして自分の可能性を広げるチャンスと捉え、少しでも興味がある業界の動向を積極的にチェックしてみましょう。
転職エージェントに登録する際には、履歴書・職務経歴書があると便利です。事前に作成しておきましょう。
●転職市場を知る

転職活動では、自身の「市場価値」をつかむことも大切です。業界の求人動向・求職者の動向と自身のキャリアを照らし合わせ、自身が求人市場でどの程度の評価を得られるのかを把握するのです。ただし、自分1人で正確な判断をするのは難しいでしょう。その場合、転職エージェントを利用するのがお勧めです。

◎志望動機のポイント

志望動機には企業のどこに強く興味を持ち、魅力を感じているかを書き、自分のキャリアや経験にどうマッチしているかを伝える。

◎自己PR

入社後にどのようなビジネススキルを持ち、どのように活躍・貢献できるのかまで伝えましょう。
ビジネススキルとは・・・一言で言うとこれまでの業務を通して獲得した能力のこと。


【スキル例】
・テクニカルスキル・・・情報収集スキル、分析スキル、資料作成スキルなど
・ヒューマンスキル・・・コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキル、交渉スキルなど
・コンセプチュアスキル・・・ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキング

転職活動準備についての記事は以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
職務経歴書の作り方や面接対策などについて別のグログにてお伝えさせて頂きます。

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